かぜ(上気道感染症)や急性中耳炎後などに起こり、鼓膜の内側に滲出液がたまります。原因は、耳と鼻をつなぐ耳管という管の通路が狭くなり、鼓膜の内側にたまった液体が本来流れるはずの鼻に流れていかないためです。痛みはありませんが、耳のつまった感じや聞こえにくさ、水が入ったような症状が現れます。放置すると、後遺症を残す中耳炎になる恐れがあるので、違和感を感じたら早めに受診しましょう。個人差はありますが、治るまでに月単位かかることもあります。
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